●嶋田好之さん・ふみさん(長野県北安曇郡松川村)
設置 : 2019年12月
機種 : 200S
家族構成 : 夫・妻・長男(9歳)・長女(6歳)・愛犬(こな)
長野県の安曇野に、工房を兼ねたショップを構えて、使い心地のいい家具や小物を夫婦で制作・販売しています。2人だけの小さな木工工房です。個人のお客様からのオーダー品を中心にオリジナルで制作しています。同じ県内から3年ほど前に移ってきて、工房の隣に新居も建てました。
友人の家に別メーカーの地上設置型の太陽熱温水器があったので、太陽熱利用の温水器自体はずっと気になってはいたんです。温水器のお湯をお風呂に使っていると聞いて、「えっ、そんなに便利なの」と思っていて。その後偶然に、日本ソーラーシステム長野の展示会を見る機会があって、藤澤社長から太陽熱温水器SOLA HEATERの話を聞くことができたんです。その時は予算などの都合で、新築と同時に設置するのは見送ったんですが、その後、近所で導入されるお宅があるというので、わざわざ藤澤社長が家に立ち寄ってくださったんです。その縁もあり何度か足を運んでいただいて、ようやく去年12月にSOLA導入が実現しました。
設置予定の自宅の南側は開放的で、日当たりは抜群ですが、ストーブ用の薪を運ぶ軽トラックの通り道でもあったので、スペースが十分に確保できずに悩んでいました。藤澤社長さんとも相談し、思い切って、家の外壁に沿ってまっすぐ立てるように固定する方法を取りました。真冬の2月、晴れてはいたけれどとても寒い日があって、どうなのかなと思ってたんですが、湯温は66℃まで上がっていたのでビックリしました。冬は太陽が低いので、真空管ヒートパイプ全体に効率よく日が当たるらしく、気温が低くても太陽が出ていれば問題ないんだなと。タンクの保温性が高いおかげもあったみたいです。
とにかく、本当にSOLAのお湯だけでお風呂に入れたので驚きました。まだ夏は経験していませんが、一番暑い日中は家の軒でヒートパイプが日陰になるんですが、「逆に温度が上がりすぎなくていいんじゃないですか」と藤澤社長さんもおっしゃってくれているので夏も楽しみですう。
お風呂用にはガス給湯器に接続して使っていますが、キッチンへは熱いお湯のまま使いたいので、SOLAのタンクから直接引き込んでいます。湯温を下げたい時は、混合栓で水と混ぜています。薪ストーブではいつもお湯を沸かしているので、そのお湯もキッチンで有効に使っています。
自然の豊かな場所に夫婦で移り住みながら、木と一緒に生活し続けてきました。SOLAをきっかけに、これからもっと自然エネルギーを暮らしに取り入れていきたいと思っています。
solnte(shimada-kagu)
安曇野にある木の家具や小物・生活道具の店「ソルンテ」
長野県北安曇郡松川村3363-861
tel/fax.0261-85-6899
http://www.solnte.com